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米国株の始め方完全ガイド|S&P500・個別株に投資する3ステップ【初心者向け】
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米国株の始め方完全ガイド|S&P500・個別株に投資する3ステップ【初心者向け】

約8分4,738文字

公開 2026.05.10

編集部最終確認 2026.05.10
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本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。記事の内容は独自の調査・評価に基づいています。

投資リスク

本記事は情報提供を目的としたもので、特定金融商品の購入・取引を推奨するものではありません。 記載された利回り・リターンは過去の実績または前提条件下の試算であり、将来の運用成果を保証するものではありません。 最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

目次(27項目)

POINTこの記事でわかること

  • 1米国株はAppleやMicrosoftなど世界トップ企業に直接投資できる
  • 2個別株・ETF・投資信託の3パターンから自分に合った方法を選べる
  • 3初心者はS&P500・全米株式インデックス(VOO・VTI)が王道
  • 4NISA成長投資枠を使えば米国株の運用益も非課税になる

米国株が日本人投資家に人気の理由#

米国株は近年、日本人投資家から急速に注目を集めています。SBI証券・楽天証券などの大手ネット証券では、外国株の取引のうち9割以上が米国株という時代になりました。

なぜそこまで人気なのでしょうか。理由は4つあります。

  1. 世界トップ企業の宝庫:Apple・Microsoft・Amazon・Google・NVIDIAなど時価総額トップ企業の多くが米国上場
  2. 長期リターンの実績:S&P500の過去40年間の年平均リターンは約10%
  3. 株主還元が手厚い:配当・自社株買いが日本企業より積極的
  4. 1株単位で買える:日本株のように100株単位ではなく、1株から購入可能

特に「1株から買える」というのは初心者にとって大きなメリットです。たとえばApple株は1株約190ドル(約2.9万円)、Microsoft株は1株約430ドル(約6.5万円)から購入できます。

米国株と日本株の違い#

項目米国株日本株
売買単位1株から100株単位(単元株)
値幅制限原則なし(サーキットブレーカーあり)ストップ高・安あり
取引時間(日本時間)23:30〜翌6:00(夏は22:30〜翌5:00)9:00〜15:00
決済通貨米ドル建て円建て
配当頻度年4回(四半期)が中心年1〜2回
長期リターン年平均約10%(S&P500)年平均約3〜5%(TOPIX)

決済通貨が米ドル建てである点は重要なポイントです。証券会社で円をドルに両替してから買う「外貨決済」と、円のまま注文できる「円貨決済」の2つがあり、初心者は円貨決済から始めるのが手軽です。

米国株を買う3ステップ(証券口座開設→入金→注文)#

米国株は「敷居が高い」と思われがちですが、ネット証券を使えば日本株とほぼ同じ流れで買えます。

ステップ1:米国株に強い証券口座を開設する#

米国株を買うには、外国株式取引に対応した証券口座が必要です。SBI証券・楽天証券・マネックス証券の3社が3大ネット証券として人気です。

口座開設はオンラインで完結し、最短で翌営業日に取引可能になります。マイナンバーカードと本人確認書類を準備しておくとスムーズです。

ステップ2:日本円を入金する(ドル転は任意)#

口座開設が完了したら、銀行から証券口座へ日本円を入金します。米国株は円貨決済が可能なため、ドル転(ドルへの両替)は必須ではありません

決済方法メリットデメリット
円貨決済円のまま注文できて簡単取引のたびに為替手数料がかかる
外貨決済(ドル転)為替コストを一度で済ませられるドルへの両替手続きが必要

長期で米国株を頻繁に買う方は外貨決済、年に数回だけの方は円貨決済が向いています。

ステップ3:注文画面で銘柄を検索して購入#

注文画面で銘柄ティッカー(例:AppleならAAPL、S&P500のETFならVOO)を入力して購入します。

注文方法は日本株と同じで、成行注文(今すぐの市場価格で買う)と指値注文(希望価格で買う)を選べます。日本時間の深夜(23:30〜翌6:00)が米国市場の取引時間ですが、ネット証券は24時間注文受付しているため、寝る前に指値注文を出しておくのが一般的です。

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米国株の3つの投資先パターン(個別株・ETF・投資信託)#

米国株への投資には大きく3つのパターンがあります。それぞれの特徴を理解した上で、自分に合った方法を選びましょう。

パターン1:個別株(Apple・Microsoftなど)#

特定の企業の株を直接購入する方法です。

  • メリット:株価上昇の恩恵を直接受けられる、配当も得られる、株主としての楽しさ
  • デメリット:1社の業績悪化リスクが大きい、銘柄分析が必要

人気の米国個別株TOP5

ティッカー企業名業種一言
AAPLAppleテクノロジーiPhoneでお馴染み、安定の超大型株
MSFTMicrosoftテクノロジーWindows・Azure・AI事業も強い
GOOGLAlphabet(Google)テクノロジー検索・YouTube・広告の王者
AMZNAmazonEC・クラウドEC・AWSクラウドの巨大企業
NVDANVIDIA半導体AI半導体で爆発的成長

パターン2:ETF(上場投資信託)#

ETFは「市場全体や特定セクターに分散投資できる、株式市場で売買できる投資信託」です。1株(1口)から購入でき、リアルタイムで売買できます。

パターン3:投資信託#

ETFと似ていますが、証券会社で1日1回の基準価額で購入する商品です。月100円〜積立可能で、新NISAのつみたて投資枠でも買えます。

初心者におすすめのS&P500・全米株式インデックス#

「個別株は不安、最初は分散投資から始めたい」という初心者にはS&P500または全米株式インデックスのETF・投資信託が王道です。

米国主要インデックス3つの違い#

指数投資対象代表ETF特徴
S&P500米国大型500社VOO・IVV・SPY米国を代表する標準指数
CRSP US Total Market米国上場全銘柄(約4,000社)VTI中小型株まで広くカバー
NASDAQ100ハイテク中心の100社QQQAppleやNVIDIAなどハイテク偏重
ダウ平均米国大型30社DIA歴史ある優良企業30銘柄

初心者におすすめの米国ETF・投資信託#

① VOO(バンガード・S&P500 ETF)

S&P500に連動する米国上場のETFです。

  • 経費率:年0.03%(業界最安水準)
  • 投資対象:米国大型株500社
  • 1口単価:約510ドル(約7.7万円)
  • 特徴:米国株式インデックスの王道

② VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)

米国市場全体(約4,000銘柄)に連動するETFです。

  • 経費率:年0.03%
  • 投資対象:米国上場ほぼ全銘柄(大型〜小型株)
  • 1口単価:約280ドル(約4.2万円)
  • 特徴:S&P500よりさらに広く分散

③ QQQ(インベスコQQQトラスト)

NASDAQ100指数に連動するハイテク中心のETFです。

  • 経費率:年0.20%
  • 投資対象:Apple・Microsoft・NVIDIAなどハイテク100社
  • 1口単価:約510ドル(約7.7万円)
  • 特徴:高成長期待でリターン高め、変動も大きい

④ eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

ETFではなく投資信託で、円のまま100円から積立できる商品です。

  • 信託報酬:年0.09372%
  • 投資対象:S&P500(VOOと同じ指数)
  • 特徴:NISAつみたて投資枠で人気No.1の銘柄

⑤ 楽天・全米株式インデックス・ファンド

VTIに投資する投資信託で、円のまま全米株式に分散投資できます。

  • 信託報酬:年0.162%
  • 投資対象:CRSP US Total Market(VTIと同じ)
  • 特徴:楽天証券で人気の定番ファンド

銘柄選びの結論#

タイプおすすめ
王道で米国大型株に投資したいVOO または eMAXIS Slim S&P500
米国全体(中小型株含む)に分散したいVTI または 楽天・全米株式
ハイテクに集中して高リターンを狙いたいQQQ
円のまま100円から積立したいeMAXIS Slim S&P500(投資信託)

米国株のメリット・デメリット#

米国株のメリット#

  • 長期リターンが高い:S&P500は過去40年で年平均約10%
  • 世界経済の中心:時価総額世界1位の市場
  • 1株単位で買える:日本株のように100株単位ではない
  • 株主還元が手厚い:四半期配当・自社株買いが活発
  • イノベーションの源泉:GAFAM・NVIDIAなど世界をリードする企業

米国株のデメリット#

  • 為替リスクがある:円高ドル安になると評価額が下がる
  • 取引時間が深夜:日本時間の23:30〜翌6:00
  • 税金が二重課税の場合あり:配当に米国10%+日本20.315%
  • 情報収集が英語中心:決算情報・ニュースは英語が基本

二重課税は外国税額控除を確定申告で行えば調整可能です。NISA口座であれば日本側の20.315%が非課税になります(米国側10%は引かれます)。

米国株を買う証券会社の選び方#

米国株は証券会社によって取扱銘柄数や手数料が大きく異なります。

証券会社米国株取扱数取引手数料為替手数料(片道)特徴
SBI証券約6,000銘柄約定代金の0.495%(上限22ドル)25銭(住信SBIなら6銭)業界最大級の取扱銘柄数
楽天証券約4,800銘柄約定代金の0.495%(上限22ドル)25銭楽天ポイントで米国株購入可
マネックス証券約5,000銘柄約定代金の0.495%(上限22ドル)買付時0銭(無料)為替手数料が買付時無料
松井証券約3,800銘柄約定代金の0.495%(上限22ドル)25銭サポートが手厚い

選び方のポイントは3つです。

  1. 取扱銘柄数:SBI証券・マネックス証券が豊富
  2. 為替手数料:マネックス証券は買付時無料、SBI証券は住信SBI連携で6銭に下げられる
  3. ポイント連携:楽天ポイントなど自分の経済圏に合うか

NISA口座で米国株を買う方法#

新NISAは米国株・米国ETF・米国株式投信のすべてに対応しています。これは初心者に大きなメリットです。

NISAで買える米国関連商品#

NISA枠米国個別株米国ETF(海外上場)米国株式投信
つみたて投資枠(年120万円)××◯(指定銘柄のみ)
成長投資枠(年240万円)

つまり、Apple株もVOOも、新NISA成長投資枠で買えば運用益が非課税になります。

NISAで米国株を買うときの注意点#

  • 米国側の配当課税10%は引かれる(日本の20.315%は非課税)
  • NISA口座での損失は損益通算・繰越控除ができない
  • 一度売却してもその年の枠は復活しない(翌年から復活)

長期で持ち続けるS&P500やVTIをNISA成長投資枠で買うのが、税制的に最もお得な戦略です。

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為替リスクと税金#

為替リスクの考え方#

米国株はドル建ての資産のため、為替変動による評価額の変化が常に発生します。

  • 円安(1ドル160円→170円):ドル建て資産の円換算額が増える=プラス
  • 円高(1ドル160円→140円):ドル建て資産の円換算額が減る=マイナス

ただし、長期投資では「為替変動より米国株自体の成長率の方が大きい」というのが歴史的事実です。たとえば過去20年間でドル円は90円〜160円を行き来していますが、S&P500はその間に約4倍に成長しました。

米国株にかかる税金#

利益の種類米国側日本側NISA口座の場合
配当10%源泉徴収20.315%米国10%のみ(日本側非課税)
売却益(キャピタルゲイン)非課税20.315%全額非課税

特定口座(NISA以外)の場合、配当の二重課税は確定申告で外国税額控除を申請することで一部取り戻せます。ただしNISAの配当には外国税額控除は使えません(そもそも日本側が非課税のため)。

まとめ:米国株の始め方3ステップ#

  1. 米国株に強い証券口座を開設する:SBI証券・楽天証券・マネックス証券から選ぶ
  2. 日本円を入金して銘柄を選ぶ:初心者はVOO・VTI・eMAXIS Slim S&P500が王道
  3. NISA成長投資枠で買って長期保有:運用益が非課税になり税制上最もお得

米国株は「世界経済の中心への投資」と言えます。1株から買えるため、月1万円程度の少額からでも世界のトップ企業の株主になれます。完璧な銘柄選びより、まずS&P500か全米株式を新NISAで買い始めることが長期投資成功の第一歩です。

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参考資料・出典#

本記事の制度・税制・統計に関する記述は以下の一次情報を参照しています。最新の数値・条件は各サイトでご確認ください。

※ 本記事に記載した利回り・シミュレーションは過去の市場データに基づく試算であり、将来の運用成果を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

FAQよくある質問

Q米国株はいくらから始められますか?
A

投資信託(eMAXIS Slim S&P500など)なら100円から積立可能です。米国ETF(VOO・VTIなど)は1口から買えるため、VTIなら約4万円、VOOなら約7.7万円が必要です。個別株もApple株なら約2.9万円、安い銘柄なら数千円から購入できます。

QS&P500とNASDAQ100どちらがいいですか?
A

初心者にはS&P500(VOO・eMAXIS Slim S&P500)が王道でおすすめです。NASDAQ100(QQQ)はハイテクに偏っているため値動きが大きく、リターンも変動も両方大きくなります。「米国全体に堅実に投資したい」ならS&P500、「ハイテクの成長に賭けたい」ならQQQという使い分けが基本です。

Q円貨決済と外貨決済どちらが得ですか?
A

売買頻度によります。年に数回しか取引しない方は円貨決済が手軽です。頻繁に売買する方や大きな金額を投資する方は、まとめてドル転する外貨決済の方が為替手数料を抑えられます。SBI証券+住信SBIネット銀行を使うと、為替手数料を片道6銭まで下げられて最もお得です。

Q米国株は新NISAで買えますか?
A

新NISAの成長投資枠(年240万円)であれば、米国個別株・米国ETF・米国株式投信のすべてが買えます。つみたて投資枠(年120万円)は金融庁指定の投資信託のみのため、eMAXIS Slim S&P500や楽天・全米株式などの低コストファンドが対象です。長期で持つならNISA口座で買うのが税制上最もお得です。

Q米国株の配当には税金がかかりますか?
A

通常は米国側で10%、日本側で20.315%が源泉徴収されます(合計約28.3%)。確定申告で外国税額控除を申請すれば米国側の10%を取り戻せます。NISA口座で買った場合、日本側の20.315%は非課税ですが、米国側の10%は引かれます(NISAは外国税額控除の対象外)。

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  • 2026.05.10公開

この記事を書いた人

マネログ編集部

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金融・投資領域の取材と検証を行う編集チームです。一次情報(各社公式サイト・金融庁・日本証券業協会等の公開資料)の確認を基本ルールとし、各記事は編集メンバーによる事実確認を経て公開しています。

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