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【2026年】iDeCoの始め方5ステップと節税効果|会社員向け完全ガイド
証券・投資

【2026年】iDeCoの始め方5ステップと節税効果|会社員向け完全ガイド

約6分3,330文字

2026.05.10 更新(公開 2025.05.09

編集部最終確認 2026.05.10
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本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。記事の内容は独自の調査・評価に基づいています。

投資リスク

本記事は情報提供を目的としたもので、特定金融商品の購入・取引を推奨するものではありません。 記載された利回り・リターンは過去の実績または前提条件下の試算であり、将来の運用成果を保証するものではありません。 最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

目次(19項目)

POINTこの記事でわかること

  • 1会社員がiDeCoを始めると得られる節税効果をシミュレーションで解説
  • 2iDeCoの手続き手順(申し込みから運用開始まで)を完全解説
  • 3金融機関の選び方と手数料の比較がわかる
  • 4デメリット・注意点も正直に紹介するので判断しやすい

iDeCoとは?3分でわかる仕組み#

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、自分で掛金を積み立て、老後に受け取る年金制度です。国が作った制度で、以下の3つの場面で税金の優遇が受けられます。

  1. 積み立てるとき: 掛金が全額「所得控除」になる(所得税・住民税が減る)
  2. 運用するとき: 運用益が非課税(通常は約20%の税金)
  3. 受け取るとき: 退職所得控除・公的年金等控除が使える

この3段階の税制優遇が、iDeCoが「老後資金づくりに最強」と言われる理由です。

NISAとの根本的な違い#

iDeCoの最大の特徴は**「掛金が全額所得控除になる」**点です。NISAにはない強力な節税効果があります。ただし、原則60歳まで引き出せないという制約があります。老後資金として確実に積み立てたい方に向いています。

会社員のiDeCo 節税シミュレーション#

会社員の拠出上限額#

会社員の場合、iDeCoの月額上限は以下の通りです。

会社員の種類月額上限年間上限
会社に企業年金なし23,000円276,000円
企業型DCのみ加入20,000円240,000円
確定給付型年金に加入12,000円144,000円

多くの会社員は「企業年金なし」か「企業型DCのみ」に該当します。

年収別の節税効果シミュレーション(月2万円・年間24万円拠出)#

年収所得税+住民税率年間節税額20年間の節税総額
年収400万円約20%(所10%+住10%)約48,000円約96万円
年収500万円約25%(所15%+住10%)約60,000円約120万円
年収600万円約30%(所20%+住10%)約72,000円約144万円
年収800万円約43%(所33%+住10%)約103,000円約206万円

年収500万円で月2万円のiDeCoを積み立てると、年間約6万円の節税効果があります。20年間では約120万円もの節税が可能です。これは「掛金を積み立てるだけ」で受けられるメリットです。

節税効果の仕組みをわかりやすく説明#

iDeCoに月2万円を積み立てると、その24万円が「所得」からまるごと差し引かれます。

  • 年収500万円の場合、課税所得が24万円減る
  • 所得税の税率20%なら24万円×20%=4.8万円の所得税が減る
  • 住民税も24万円×10%=2.4万円減る
  • 合計:年間約7.2万円(実際は各種控除後で変わります)

この節税分は**給与天引きのまま還付(年末調整または確定申告で返ってくる)**されます。

iDeCoの始め方:手順を完全解説#

STEP 1:金融機関を選ぶ#

iDeCoは複数の金融機関で申し込めますが、選ぶポイントは主に2つです。

① 運営管理手数料

毎月かかる口座管理料は金融機関によって大きく異なります。SBI証券・楽天証券・マネックス証券などのネット証券は**月0円(無料)**で、銀行・保険会社系は月数百円かかることもあります。

② 運用できるファンドの種類

購入できる投資信託のラインナップが充実しているかを確認します。

金融機関口座管理料(月額)ファンド本数特徴
SBI証券0円約80本eMAXIS Slim等の低コストファンドが充実
楽天証券0円約30本楽天ポイント連携・シンプルなラインナップ
マネックス証券0円約30本銘柄分析ツールが充実
松井証券0円約40本初心者向けサポートが手厚い
地方銀行・信用金庫月200〜400円少ない対面相談ができる

ネット証券(SBI証券・楽天証券・マネックス証券)がコスト・ファンド数の両面で優れており、初心者にもおすすめです。

STEP 2:申し込み書類を取り寄せる#

iDeCoの申し込みは、オンラインまたは郵送で行います。

オンライン申し込みの場合(SBI証券・楽天証券等):

  1. 各証券会社のiDeCoページへアクセス
  2. 基本情報を入力(氏名・住所・勤務先等)
  3. マイナンバー・本人確認書類をアップロード
  4. 事業主証明書を会社に記入してもらう(後述)

STEP 3:事業主証明書を会社に提出・記入してもらう#

会社員がiDeCoに加入する際は**「事業主証明書」**という書類が必要です。これは会社の総務・人事部門が記入するもので、「うちの会社にはこういう企業年金があります」という証明です。

手順:

  1. 金融機関から事業主証明書を取り寄せる(またはダウンロード)
  2. 自分の会社の担当部署(総務・経理など)に提出して記入を依頼する
  3. 記入済みの事業主証明書を金融機関に提出する

会社によっては「iDeCoを導入していない」「手続きに時間がかかる」場合もあります。余裕を持って手続きを進めましょう。

STEP 4:申し込み完了・口座開設#

書類の審査・国民年金基金連合会の審査が完了すると、口座が開設されます。申し込みから運用開始まで通常1〜3ヶ月程度かかります(銀行口座開設より時間がかかります)。

STEP 5:運用商品を選んで掛金を設定する#

口座開設後、どの投資信託に配分するかを設定します。

iDeCoにおすすめのファンド(SBI証券の場合):

  • eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) → 長期・分散の王道
  • eMAXIS Slim米国株式(S&P500) → 米国集中でリターン重視
  • eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) → 株式・債券・REITに均等分散

リスクを抑えたい場合は「定期預金」を選ぶ選択肢もありますが、利回りは非常に低い(年0.01%程度)ため、長期運用ではインデックスファンドが有利です。

iDeCoのメリット・デメリット#

メリット#

  • 掛金全額が所得控除 → 年間数万円〜10万円超の節税効果
  • 運用益が非課税 → 通常20%の税金がかからない
  • 受取時に退職所得控除・公的年金等控除が使える

デメリット(正直に説明します)#

  • 原則60歳まで引き出せない → 資金が長期間ロックされる。急な出費には使えない
  • 口座管理料がかかる → ネット証券なら月0円だが、国民年金基金連合会への手数料(月171円)は全員必須
  • 元本保証ではない → 運用商品によっては元本割れの可能性がある
  • 転職時の手続きが必要 → 転職・独立時にiDeCoの移管・種別変更手続きが必要
  • 受取時に課税される → 退職所得控除・公的年金等控除を超えた分には課税

特に「60歳まで引き出せない」点は最大の制約です。生活費や緊急資金に不安がある方は、まず新NISAを最大限活用してから、余裕があればiDeCoを検討するのが現実的です。

iDeCoファンド数No.1

SBI証券

iDeCoの口座管理料は月0円。eMAXIS Slimシリーズ等の低コストインデックスファンド約80本を取扱。iDeCoと新NISAを同じ証券会社で一元管理できる。

特典

最大20,000円相当

  • iDeCo口座管理料:月0円(業界最低水準)
  • 運用商品約80本と業界最多水準
  • eMAXIS Slim全シリーズ取扱あり
  • 新NISAとiDeCoを同口座で管理できる
  • オンラインで申し込み・手続きが完結
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公式サイトへのリンクです(アフィリエイトではありません)。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。

楽天ユーザーに最適PR

楽天証券

iDeCoの口座管理料は月0円。楽天証券ユーザーはiDeCoと新NISAをアプリで一元管理できる。楽天ポイントも活用できる使いやすさが魅力。

特典

最大10,000円相当

  • iDeCo口座管理料:月0円
  • 楽天証券アプリでiDeCoと新NISAを一元管理
  • シンプルで使いやすいファンドラインナップ
  • 楽天ポイントとの連携機能あり
  • iDeCo専用の加入シミュレーターが充実
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分析ツールが充実

マネックス証券

iDeCoの口座管理料は月0円。銘柄スカウターで運用ファンドを詳細に分析できる。iDeCoと特定口座の総合資産管理がしやすい環境。

特典

最大13,000円相当

  • iDeCo口座管理料:月0円
  • 銘柄スカウターでファンドの詳細分析ができる
  • 低コストインデックスファンドが揃っている
  • マネックスカードでのクレカ積立1.1%還元
  • 新NISA・iDeCoの総合資産管理が可能
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手数料0円PR

松井証券

iDeCoの運営管理手数料が0円。創業100年の老舗証券で安心感も抜群。低コストインデックスファンドを約40本取り揃え、初心者にも手厚いサポートが魅力。

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新規口座開設申込500円

  • iDeCo口座管理手数料:月0円
  • 運用商品約40本(低コストファンド中心)
  • 創業100年の実績ある証券会社
  • 初心者向けサポートが充実
  • スマホアプリで運用状況をかんたん確認
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受け取り方と税金の注意点#

iDeCoの受け取りには一時金・年金・組み合わせの3パターンがあります。

受け取り方法税制上の扱い控除おすすめ度
一時金(一括)退職所得退職所得控除(勤続年数×40万円等)◎ 一般的に最も税負担が少ない
年金(分割)雑所得公的年金等控除○ 少額ずつ受け取る場合に有利
組み合わせ両方それぞれの控除を活用△ 状況による

ただし、退職金と同時に一時金受け取りをすると退職所得控除が重複して制限される場合があります。退職のタイミングや退職金の有無に応じて受け取り方を事前に検討しましょう(ファイナンシャルプランナーへの相談をおすすめします)。

まとめ#

iDeCoは会社員が使える最強の節税ツールのひとつです。

  • 年収500万円で月2万円積立 → 年間約6万円の節税
  • 20年間で約120万円の節税効果
  • さらに運用益も非課税

ただし60歳まで引き出せない制約があるため、まず生活費3〜6ヶ月分の緊急資金を確保し、新NISAを活用してから余剰資金をiDeCoに回すのが優先順位として正しいです。

始めるならSBI証券・楽天証券のような口座管理料が月0円のネット証券がおすすめです。

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参考資料・出典#

本記事の制度・税制・統計に関する記述は以下の一次情報を参照しています。最新の数値・条件は各サイトでご確認ください。

※ 本記事に記載した利回り・シミュレーションは過去の市場データに基づく試算であり、将来の運用成果を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

FAQよくある質問

QiDeCoとNISAはどちらを先に始めるべきですか?
A

一般的にはNISAを先に最大限活用することをおすすめします。NISAはいつでも引き出せるため柔軟性が高く、iDeCoは60歳まで引き出せない制約があります。NISAで老後資金と緊急時資金の両方に備えつつ、余裕があればiDeCoで節税しながら老後資金を上積みするのが理想的です。

QiDeCoの掛金はいつでも変更できますか?
A

年1回だけ変更できます(1月〜12月の間で1回)。月の掛金は5,000円から設定でき、上限は職業・会社の企業年金の有無によって異なります(会社員で企業年金なしの場合は月23,000円まで)。

Q転職したらiDeCoはどうなりますか?
A

転職先の企業年金の状況によって拠出上限が変わります。転職後は「加入者被保険者種別変更届」を提出する手続きが必要です。転職後も積み立て自体は継続できます。ただし、転職先に企業型DCがある場合は、iDeCoの加入継続が制限されることがあります。

QiDeCoで元本割れしたら税金の還付はなくなりますか?
A

いいえ、掛金の所得控除による節税は運用結果に関わらず受けられます。たとえ運用がマイナスになっても、積み立てた掛金に対する所得控除の恩恵はゼロになりません。ただし、受け取り時の資産が少なくなるため、長期投資で運用リスクを抑えることが重要です。

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  • 2026.05.10公開

この記事を書いた人

マネログ編集部

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